Fukuoka Challenged Children's Association(FCCA)

    肢体不自由児とは、上肢、下肢、体幹の運動機能に障がいがあるこどものことです。

    児童憲章には、”すべての児童は、身体が不自由な場合、または精神の機能が不十分な場合は、適切な治療と教育と保護が与えられる。”とうたわれています。

 肢体不自由児に必要なのは、家族や社会の愛情と理解、適切な治療や訓練、そして社会にとけこんでいくための手助けです。

 早期の訓練と良い環境が大きな成果を上げることは、医学的にも証明されています。

 福岡県肢体不自由児協会は、県内の家族と社会の間に立って、家族を支援し、社会を啓発し、肢体不自由児が最も恵まれた環境ですごせるように様々な事業を行っております。 


肢体不自由児・者の美術展の写真です。
第41回肢体不自由児・者の美術展(令和5年2月 アクロス福岡メッセージホワイエ)

1 啓発事業

 地域社会における肢体不自由児・者の理解及び療育思想の一層の普及促進のため、次の事業を行っています。

(1)肢体不自由児療育・愛護思想の普及

 ア 友情ハンカチ・タオルの頒布

 イ 手足の不自由な子どもを育てる運動

 

(2)「肢体不自由高校奨学生」の募集

 

(3)肢体不自由児・者の美術展の開催

    (日本肢体不自由児協会と共催)

肢体不自由児・者の美術展の写真です。
第41回肢体不自由児・者の美術展(令和5年2月 福岡市役所1階市民ロビー多目的広場)

2(1)療育キャンプの実施

 福岡県内在住の肢体不自由児及び進行性筋萎縮症児の福祉向上を図るため、自然環境の中でキャンプ生活を通じ、楽しい集団生活の喜びと自己の能力を発揮しながら心身の療育効果をあげ、将来社会に参加して自立の道をひらくことを目的としています。

 在宅肢体不自由児及び進行性筋萎縮症児で小学3年生から中学3年生までの就学中の児童等を対象(ボランティアの学生さんが各人ごとのお世話をします。)。

 ア 海の療育キャンプ

 イ 山の療育キャンプ

 ウ 進行性筋萎縮症児の療育キャンプ

があります。

 令和2年に発生した新型コロナウイルス感染症の影響により、3年連続で中止を余儀なくされておりましたが、令和5年度夏の療育キャンプは、日帰りキャンプとして慎重に実施する予定です。

キャンプファイヤーの写真です。
キャンプファイヤー

2(2)在宅肢体不自由児等早期訓練事業の実施(飯塚地区・田川地区)

 在宅肢体不自由児等のうち、特に幼児等をもって、個別的又は集団的に医療専門職員等をもって、運動機能・言語機能等の訓練を行うとともに保護者に対して、家庭における訓練方法等を併せて指導することによって、肢体不自由児等の早期訓練の確立を図ることを目的としています。

 診察(年2回)及び訓練(毎月)は、医師・理学療法士・言語聴覚士等が行います。

・飯塚地区(原則第1・3木曜日)

・田川地区(原則第2・4水曜日)

・各会場とも概ね20組

早期訓練事業の様子の写真です。
早期訓練事業(令和3年度)

2(3)在宅肢体不自由児等療育講座の開催

 上記早期訓練事業とあわせて、年1回、飯塚・田川の両地区において、早期療育の重要性についての認識と理解を深めるための講座を開催しています。

 当日は、あわせて診察及び医療相談、肢体不自由児療育訓練・指導及び助言、施設入所等相談、教育相談及び進路相談について、それぞれの専門職が対応します。

2(4)レクリエーション事業の実施

 市民ボランティア団体「博多浜友会」様からの招待を受け、例年5月中旬に福岡市内の「かしいかえん」で日帰りハイクを実施していました。同園の閉園に伴い、他の適地を検討中です。

博多浜友会の皆様と一緒に。かしいかえんにて。
博多浜友会の皆様と一緒に(旧かしいかえん)

博多浜友会樣の活動 →こちら(福岡大名ライオンズクラブ様のHPより)



新着情報(行事・催し)

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友情タオル(白・文字入り)